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Illustratornoで利用できるファイル形式・保存方法【Illustrator独学入門 その4】

こんにちわ川口のかっぱです。最近飼っているパグがよく日向ぼっこをしています。

さて今回は、Illustratornoで利用できるファイル形式と保存方法をご紹介していきます。場面に合わせたデータが簡単に作成できるのでとても利用できる幅が広いです。

ファイル形式:保存フォーマット

Illustratorの基本的なファイル形式は、「ai」形式です。

下記でご紹介しているpdf形式などのデータも、Illustratorで編集することができますが、特別な理由がない限りは「ai」形式のデータで作業していきます。

Illustratorで利用できる主なデータ

aiデータ Illustratorの全機能を保存できるIllustrator専用のファイル。
epsデータ ベクター画像、ビットマップ画像として使用できるファイル。
aitデータ Illustratorをひな形(テンプレート)として保存したファイル。上書き、再編集ができない。
pdfデータ PCのドキュメント方式として広く利用されているファイル。
svgzデータ・svgデータ 拡大・縮小しても画質が落ちないベクター画像。表示サイズが異る場合でも画像が荒れないので、WEBサイト用の画像にむいています。

 

ファイルの保存方法

新規ドキュメントを保存する際は、ファイル形式(保存フォーマット)や、各種オプションを設定する必要があります。

メニューバーにある「ファイル」から「保存」を選択し、ファイル形式で「ai」形式を選択する。

Illustratorのバージョンは「CS6」にすることをおすすめします。みなさんやらない方も多いですが、ここで「CS6」にバージョンを下げておくと、どんな環境でもだいたいデータを開くことができるので便利です。職場では、Illustratorのバージョンが最新になっていない可能性が多いためです。

Illustratorは作業中に突然アプリが落ちてしまうことがあります。そのためこまめに保存をすることをおすすめします。

一度保存したデータは、ショートカットキー「command+S」で簡単に上書き保存できます。

私の職場でもよく悲鳴が聞こえてきます(笑)

保存されているかどうかを確認するには、ファイル名を見ればひと目で判断できます。

 

ファイル形式を変更・PDFで書き出す方法

先程ご紹介したように、Illustratorでは基本的に「aiデータ」を利用しますが、「epsデータを支給された」「pdfデータにしたい」などの場合はデータ形式を変更する必要があります。

場面例1:epsデータを支給されたのでaiデータに変更して保存し直す

素材販売サイトでデータを購入したり、依頼主様より既存の素材データを支給される時によくこの場面に遭遇するかと思います。

epsデータをIllustratorで開く

「epsデータ」をそのまま開くとPDFデータとして開いてしまい、Illustratorが起動しないです。そのため必ずIllustratorからデータを開くようにしましょう。

Illustratorでの開き方は、2種類の方法があります。

まずは、Illustratorを開き、メニューバーの「ファイル」から「開く」を選択し使用したいepsデータを選択します。

次に簡単なのは、使用したいepsデータをデスクトップのDockにあるIllustratorにドラッグアンドドロップして開くことができます。

別名保存でaiデータに変更

次に開いたepsデータをaiデータに変換します。

メニューバーの「ファイル」から「別名で保存」を選択し、ファイル形式を「ai」に変更して保存を選択。

先程ご紹介したように、Illustratorのバージョンは「cs6」で保存をすることをおすすめします。

これで「epsデータ」を「aiデータ」に変更できます。

 

 

場面例2:確認用にPDFデータにしたい

メニューバーの「ファイル」から「別名で保存」を選択し、ファイル形式を「ai」に変更して保存を選択。

メニューバーの「ファイル」から「別名で保存」を選択し、ファイル形式を「pfd」に変更して保存を選択。

Illustratorで作成したデータをPDFで書き出す場合、データ容量に合わせたプリセットを選択できます。

データ容量が軽く、画像が少し荒れてしまってもいい場合は「最小ファイルサイズ」を選択。データ容量は重くていいので、画像はきれいにそのまま印刷して使用できるようなデータがいい場合は「プレス品質」を選択してください。

 

 

まとめ

Illustratorではさまざまな形式のデータを使用することが可能です。基本的には「aiデータ」を使用します。その他の形式のデータを使用する際は、そのデータに応じた開き方や編集方法があります。

ここでは、よく使う「epsデータ」と「PDFデータ」についてご紹介しました。主に使用するのはこの2種のデータになります。

実際に使っていきながら覚えていきましょう。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

次の記事で会いましょう。じゃあね^^

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ABOUT ME
川口のかっぱ
はじめまして。 川口のかっぱと申します。 美術大学を卒業後、広告代理店に5年間勤務。その後、デザインを作成する仕事に就きたいと思い2か月間aiソフトの使い方などを勉強し念願のデザイナーになりました。 働きながらの勉強は時間もなく、とても大変でしたが【これだけは最低覚えておけばとりあえずデザイナーとして働ける】といったことや【今まで私が学んだこと】【自分が見返したい情報】などをまとめ共有できればと思いブログを書き始めました。 あまり文章を書くことが得意ではないのでわかりにくい部分があるとは思いますが、同じ悩みを抱えた方の助けに少しでもなれればと思っています。 よろしくお願いします!