私は、2019年の1月まで広告代理店の営業として働いていました。
広告デザインに関わるうちに自分自身でデザインを制作できるようになりたいと思い、デザイナーになることを決心しました。
しかし今までIllustratorやPhotoshopを全くいじったことが無かったので、急いで色々な参考書を購入したり職場のデザイナーに教えてもらったり、デザイナーになるための勉強を始めました。
そして晴れて、2019年の2月からデザイナーとして勤務を開始!その後約1ヶ月でデザイナーとしてお客様の元へ出向できるほどになりました。
そんな私が、最短でデザイナーなる方法をご紹介します^^
もくじ
まずはデザイナー職ではなくオペレーター職に就こう
デザイナーに転職または、これからなろうと考えている人はできるだけ早くなりたいと思っていると思います。デザイナーとして採用してもらえるようになるためには、いかにたくさんの経験ができるかだと思います。
そこで私がおすすめするのは、はじめはデザイナー職ではなく、オペレーター職に就こうということです。デザイナーの仕事は単に、きれいでかっこいいデザインを制作するだけではありません。
オペレーター職と言ってデザイナー職の人が作成したレイアウトを元に、そのデータを指示通りに文字の修正や、レイアウトの修正、入稿データの作成などをする職もあります。
初心者にとってオペレーター職が良い点は、IllustratorとPhotoshopが使えれば未経験でも採用してもらえるなど、比較的門戸の広い職種というところです。
よく求人サイトではDTPオペレーターと記載されています。
オペレーターとしてデザインに関わる仕事をしているうちに、経験も積み重ねられて、更に自然にスキルも向上していくと思います。
デザイナーになりたければ最低これだけは覚えよう
デザイナーになるためには最低でも、IllustratorとPhotoshopの基礎は知らなければ絶対に採用してもらえません。
そこで最低でもこれだけは覚えておいてください。
1.IllustratorとPhotoshopの起動の仕方
当たり前と思う方も多くいます。ですがデザイン業務が未経験の方は知らなくて当然です。まずはじめにIllustratorとPhotoshopの体験版でも構いませんので購入してみて起動してみることから始めましょう。
- Adobeを7日間の無料体験を始める。
- 無料体験を開始
- IllustratorとPhotoshopをダウンロード※はじめは1つずつ期間を開けてダウンロードしたほうがおすすめです。Illustratorを体験した後に、Photoshopを体験など。
- 無料体験が終了したら、環境によっては有料版を購入してみてください。
2.新規デザインを作成するための土台作り
デザイン会社に所属した場合、多くは自分ひとりだけで制作から完成、納品までを行うことはありません。自分が制作したデータを職場内の他の誰かが修正するなどです。
そのため誰でも作業しやすいデータの土台を制作できることが肝心です。特に職場によってデータの制作ルールなどがありますので、確認してみてください。
また私が今まで携わらせて頂いたデータで作業しやすいと思ったデータの土台制作の方法はこちらをご確認ください^^
3.レイヤーとは
レイヤー とは、IllustratorやPhotoshop、Adobeソフト以外でもグラフィックソフトなどに搭載されている、作業データを階層のように重ねて使うことができる機能のことです。
デザインに関わる場合は必ず必要な知識になります、必ず覚えておきましょう。
4.トンボとは
印刷物を仕上がりサイズに断裁する際に使用する目安になる印のことです。トンボはCMYKの4色すべてを重ね合わせたデータのためインクが通常印刷データには使用してはいけない4色ベタといったカラーが自動で適用されています。
印刷データを制作する際に使用してはいけないリッチブラックを使用している理由は、
リッチブラックを印刷用のデータに使用してはいけない理由
印刷の許容量を超えた大量のインキが紙に転写される色味のため、印刷した場合乾きが悪くなったり、複数枚の印刷や次に印刷した紙に乾いてないインキ部分が上の紙に付着してしまう危険性があるためです(裏移りのこと)。
またリッチブラックが広範囲に渡ると、インクが乾きにくいため紙同士がくっついてしまい、印刷上次の工程で用紙がはがれる際に、印刷面もはがれて傷がついてしまうことがあります(ブロッキングとも言います)。色校正などの印刷の色味の確認が必要なデータの場合は、致命的な修正対象になってしまいます。
5.原稿に基づいた修正などができるか
6.画像の差し替え方
7.画像の加工、補正
8.プリントアウトのやり方
9.入稿データの作り方
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